2020年から参加している「ブックサンタ」に今年も参加してみました。
春先に「毎月図書カードを買っておけば良いのでは💡」と閃いたのも束の間、あっという間にこの季節の到来です。
一応6月に建物目当てで国際子ども図書館に行った折にそこで何となく目に留まった作品名だけはメモしてきたのもあったので今年は前情報を入れる点では数ミリ進歩しました。
ブックサンタ2022の私の選書
「たんたのたんけん」
私は山脇百合子さんの絵が好きなので、「たんたのたんけん」を選んでみました。
「ジェニーとキャットクラブ」
6月に上野の国立国会図書館国際子ども図書館へ建物を見に行った際に表紙を見て気になった書名をメモして、あらすじを読んで面白そうと思った一冊がこちらになります。ブックサンタは巻数のあるものはちょっと…というスタンスなんですけど、第一歩目は自分の手元に、気になったら図書館という場所へ行って読んでみるきっかけになるのも良いのではないかなと思ってのセレクトです。
そもそも、私が子供の頃に持っていた本でも巻がつづくシリーズなのにその一冊しか持っていないという本もあったので、そこをあまりネガティブに考える必要はないのではないかというのが私感です。突然24巻目とかもらったらそれは戸惑うでしょうけれど。
「八十日間世界一周旅行」
小学生の一時期、担任から虐められる学年がありました。そんな時に読んで空想の世界へ逃避できたのがヴェルヌの「神秘の島」だったのですが、神秘の島は上下巻に分かれているので一冊にまとまっていたこちらを選んでみました。冒険ってワクワクしますよね。
「陰陽師の解剖図鑑」
こちらはあえて小説等ではないタイプの本も入れてみようと思って選んだ一冊。○○の解剖図鑑シリーズの一冊です。
ブックサンタとは
さてそもそもこのブックサンタとはなんぞやという話も書いておきます。
詳細については上記リンクを見ていただきたいのですが、何らか(主に経済的事情)の理由でなかなかプレゼントをもらえない子供に本を贈ろうという趣旨のものです。
今年はウクライナからの避難児童にも翻訳したシールをつけて贈られるそうです。
小学生の頃に近所に住んでいるおばあさんに毎年本をもらうことがあり、それが率直に嬉しかった私としては、もらった子にも喜んでもらえるといいなという願望と、家族や友達以外でもどこかで誰かがあなたを気にかけているというのがそれとなく伝わったらいいなという願望の下、参加しています。
参加している他の方の意見でなるほどと思ったのが何も渡せず心苦しい親御さんの気持ちを少し楽にしてあげられるという意見でした。
サンタさん役を男性ばかり*1だったり、ビジネスではないのだから目標設定は必要なのかなというちょっとした引っかかりがないこともないのですが、それは子供には関係のないことなので目を瞑ります。
上に願望をふたつばかり書きましたが、もらった側の子がどのように受け取るのかはそれはその子の勝手なので、恩着せがましさとか、思惑とかみたいなものも持たない事にしています。
ブックサンタの参加方法
- クラウドファンディングで資金的参加
- 特定のオンラインで選書
- ブックサンタ参加書店で実際に選書
私は実際に本を選びたいので、リアル店舗での選書をしています。「これにしようかな」という本を手に取り、レジへ行って「ブックサンタでお願いします」と伝えてお金を払って完了です。
こんなに本があるんだなとか昨今の流行りの傾向だったりも本棚で確認できるので面白いです。今回私が選んだのは小学生以上の本ばかりでしたが、乳幼児の本も対象になっています。ワンコイン程度の絵本もあります。興味を持ったら是非参加してみてください。今年度は12月24日まで受け付けています。
*1:恐らくはもらう側の希望もあるのか