ガーゼケットを買って寝る時の快適性は上がりましたが、しっかり涼んで眠りたい!
ここ数年来、夏の暑そうなタイミングで冷房の効いたホテルで外泊をしてぐっすり眠りたいという願望を抱き続けてきました。
- 冷房の効いた部屋でぐっすり眠りたい
- 大きなお風呂に入りたい
- 家族にもほんのり非日常を味わわせたい
主な願望はこんなところでしょうか。そこで考えたのが、札幌市内にある定山渓温泉へのお泊まりです。遠出の部類には入らず、平日に一泊であれば、リスクはなるべく避けつつ、少しは楽しめるのではないかと。
今回はどうみん割*1を利用して「ぬくもりの宿 ふる川」へ泊まることにしました。いくつか候補の宿はあったのですが、ふる川の評判が良かったのと問い合わせの電話への応対がもうひとつの候補だったお宿よりも良かったので決めました。
入口~フロント
入口の装いから分かるようにかなり和のテイスト、田舎宿みたいな雰囲気を出している宿です。入るとおしぼりを手渡され(冷たくてさっぱり)、チェックインまで少し時間に余裕があったので座って過ごしていると名前を呼ばれました。
これはフロントに呼ばれるまで休んでいた囲炉裏スペースに掲示されていた一定以上の年齢の方ならお馴染みのきんさんぎんさんも宿泊されたんですよという写真群。冷静に考えるとアクティブな107歳ですよね。
案内係の方に荷物を持ってもらい*2、各エリアの説明を受けながらフロントから2Fへ階段で上がり、そこからエレベーターで利用階へと移動。階段と書きましたが、足の不自由な方向けの昇降機も階段に設置されていました。
部屋の様子
今回泊まったのは4Fの広縁付和室です。旅館ってこうよねという典型的なつくり。(写真を撮り忘れました)
座卓には定番の温泉まんじゅうが置かれていました。やや小ぶりなので食べやすいです。隣接する土産物店で売られているものと同じと思われます。
冷暖房はだいぶ旧式っぽい印象のもの。部屋の廊下上部辺りから部屋の内部へ送風されていました。家族がいたので極限まで下げてみなかったのと西向きのお部屋だったのもあってか温度設定してもなかなか思っている温度に下がりませんでした。空気清浄機はシャープのもので送風機能もあったので、どちらかというとこちらで涼を取っていた気がします。普段空気清浄機を使わないのでこれが正しい使い方なのかは不明。
館内着(外もなのかな)は作務衣でした。ごわごわした生地の作務衣だったら嫌だなと思っていたのですが、割合薄手のしじら織っぽい生地だったので不快感はなし。男女兼用みたいな書き方をしつつ、でも誤解を招くと良くないのでとりあえず赤いのを着ました。
平常時は大浴場にバスタオルが置かれているそうですが、現在は部屋に宿泊人数以上のバスタオル・フェイスタオルが用意されていました。足りなくなってもフロントへ言えば追加がもらえるらしい。
部屋は古式ゆかしい自力で外から施錠しないと鍵がかからないタイプでした。なので、この貴重品入れの重要性はそれなりにあると思います。テレビは布団で寝そべってみるのを想定したような、小津映画の視界みたいな高さでした。
広縁には小さなテーブルとイス・ロッキングチェアがあります。祖父の家が国体で泊った宿の広縁を気に入って同じような作りにしていたため、旅館に来ると逆に祖父の家を思い出して懐かしい気持ちになります。
小型冷蔵庫には無料サービスの水(黒松内銘水)と急須一式がありました。茶葉交換のしやすさ重視なのか、茶筒の中身はティーパック2つが入っていました。
バスなしの部屋だったのですが、シャワーがありました!上からのシャワーと三方向のシャワー!電話ボックスより一回り狭い大きさのためシャンプー類は置いていません。好奇心から使ってみましたが、この部屋の三方向ついたボディシャワーのノズルはやや不調でした。ちょっと温度の微調整が難しいかもしれないです。
到着後、
- 大きなお風呂に入りたい
を叶えるべく、まずは大浴場へ向かうことにしました。