東京へ2泊する日程を組んだため、荷物や移動を考えると連泊するべきなのですが、次にいつ来られるかもわからない現況を鑑みるに…などと勿体ぶろうとしましたが、率直に移動の面倒くささよりも好奇心を満たしたい気持ちが勝ったので1泊目と2泊目のホテルを別にしました。*1
宿泊先に求めたもの
- 浴槽に足を伸ばし切って入りたい
- 洗い場つき浴室が良い
- 大の字になって大きめのベッドで寝たい
- 好奇心を満たしたい
- 朝食も楽しみたい←New‼︎
洗い場つきバスルームのあるホテルを片っ端から見ていたら、朝食をウリにしているホテルを見つけました。それがホテルミュッセ銀座名鉄です。『銀座朝食ラボ』なるビュッフェスタイルレストランでの和テイストの朝食。なんとなく好奇心がそそられたのと、部屋の雰囲気も良さそうだったのでこちらに泊まることにしました。
アクセス
私が利用したのは東京メトロ銀座線の銀座駅でした。徒歩で6分とのこと。ここも一階にはセブンイレブンが入っていました。
昔、ハイカーさんに「(宿泊先である)すすきのの目印をローソンにしたら、あちこちの角にローソンがあって目印にならなかった」と聞いたのですが、京橋や銀座はセブンイレブンのシマなのでしょうか。
ということで、フロントは2Fです。ウェルカムドリンクならぬウェルカムロータスクッキーが置かれていました☺️
エレベーターはカードキーをかざすと自動的に部屋のある階へ行けました。
入口近辺
入口を開けると茶室のようなコンパクトな印象を受けました。電源管理はカードキーを差し込む方式です。真ん中の写真の右側に写っている木の扉はトイレのドア兼部屋と靴を脱げるエリアを区切るドアです。右の写真は部屋の中側から見た様子。兼用のドアがこの写真で言えば通路部分をふさぐようになります。
トイレ
トイレです。洗面台が別の場所にあるので、非常にすっきりしています。
バスルーム
通路を挟んだトイレの向かい側にバスルームがあります。足を伸ばしきるサイズではなかったのですが、洗い場もしっかりとあり、椅子と風呂桶も用意されています。椅子は10cmほど背もたれがあるので、体を洗う時の安定感がありました。シャワーヘッドは大きめで水圧も満足です*2。カランの蛇口は固定式で非常にコンパクトに仕上がっている印象です。壁の色のせいもありますが、明るいバスルームで良かったです。
クローゼット
言わずもがなですが、コンパクトです。無駄がなくすっきりとしています。
デスク周り
ユニークだなと感じ、今まで泊まったホテルで初めてだったのがデスクに併設されたシンクです。書類仕事がなければ、実は割と機能的な気がします。特にささっと手を洗いたい昨今は便利なレイアウトでした。
右側の低めの棚の下に冷蔵庫やマグカップ等が用意されています。バタバタし通しの日程だったので、落ち着いて温かい飲み物を飲むタイミングが取れませんでした。充電ケーブルは携帯電話・スマホ等複数の充電に対応したものマルチタイプの充電ケーブルでした。
ベッド周り
こちらはベッド幅140cmのセミダブルの部屋です。ナイトウェアは上下セパレートになっています。写真ではぐしゃっと置いてありますが、上下別なのを確認した際に私がぐしゃっと持ち上げただけなので、本当はちゃんと綺麗に畳まれていました。足元にテレビがあるのもごろ寝しながら見る事が出来て便利ですね。*3
部屋全体でポイントに明るめの木目柄が使われているのもあってか、部屋自体はそんなに広くないものの、心地の良い狭さみたいな居心地の良さがあります。
朝食
さて、このホテルを選んだ理由の一つである朝食です。チェックイン時に準備の目安なのか食事する時間を尋ねられました。日によって異なるものの7時台は混みやすいようです。ただ、部屋のテレビで混雑具合を確認できるとのことなのでわざわざ行ったら混雑していて部屋へ戻る事に…なんてことは防げます。
私はチェックアウト後の予定があったので、オープンと同時に朝食会場へ。
朝食券を渡してテーブルへ案内されました。一人での理由だったためパーテーションで区切られたカウンターへ通されました。まず利用方法についてレクチャーを受けました。最初に九つに区切られたトレーとビニール手袋を渡されます。料理はトレーの区分に収まる小鉢に入っているので、それを手袋をして取ってください。お代わりをする際は新しいトレー・手袋を使ってください。という至ってシンプルな、分かりやすいものでした。ご飯や汁物等はどうしてもよそう必要がありますが、おかずは小鉢に収まっていたのでさっと取れて良かったです。ライブキッチンでは黄金だしの豚しゃぶというのがあったのでそちらもいただきました。
盛り付けが致命的に下手くそな胃弱による朝食盛り付け図です。気が動転して食パンなどはハンバーグの入っていた器のフタに載せてしまっている程度には盛り付けの様式美を理解できていません。
「銀座のハンバーグ」的なプレートが付いていて期待を最大限に高めていたのですが、ハンバーグそのものは多分レトルトっぽい感じがしました。しゃぶしゃぶもそこまで感動的なものではなかったです。鮭入りのチャウダー(手前右側)やさつまいもの冷製スープ(チャウダーの上)は美味しかったです。デザートは、自分で餡を詰める最中でしたが、ゆったり朝食を楽しむ旅程になかったので今回はパスしました。フルーツとかヨーグルトがあると嬉しいなと思ったり。
ゆったりする時間があれば、ほうじ茶以外のドリンクを試したり、新鮮野菜のサラダも食べたのですが、再三書いている通り、チェックアウト後に家の用事があったので、胃弱が体調を万全に保つにはこの程度のちょろっとした量が適量なのです。
最後に
慌ただしくチェックアウトを済ませて出立をしたホテルミュッセ銀座名鉄でしたが、翌朝ちゃんと行動しなくてはというプレッシャーで夜中に起きたりはしたものの、廊下の音が気になったり、外の騒音で目が覚めるという事はなく、もっと落ち着いた旅程ならしっかりと眠る事が出来たのは容易に想像がつきます。部屋の内装も気に入ったし、内装やレイアウトで心地よい狭さに感じたので、銀座駅から少し歩くのは弱点ではあるものの機会があればまた泊まりたいです。満足度の高いホテルでした。
…ところでカードキーがあると資生堂パーラーで1割引で買えるなどという話を目にしていたのですが、肝心の資生堂パーラーを見つけ出す事がなかった…。可愛い道具箱候補に目星をつけていたのに…😢
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