会社で原稿を入力していたら、文字が見えづらくなってきた。最初は、目のかすみかと思ったけど、どうも一カ所まともに字が見られない。「これはもしや」と思っていると、案の定閃輝暗点が現れた。閃輝暗点は、実際にはそんな光はないんだけど、目を閉じてもなんだかギラギラした光が見えてしまうので凄く気持ちが悪い。その日は、日曜日限定の千葉ロッテのユニフォームの袖みたいなギザギザが光っていた。
閃輝暗点というのは、片頭痛になる人の一部で見られる前兆現象で、このギラギラが見えると決まって片頭痛が始まる。あいにくと薬は持っていないし、持っていても3年前の薬なので飲む方が怖い。何よりも文字が見えないと仕事にならないので早退させてもらった。
親に迎えに来て貰い、まっすぐ脳神経外科へ。二度目の診察。閃輝暗点からして片頭痛の可能性がかなり強いので、予防の薬と痛み止めをもらう。痛み止めは画期的なのが出たらしいけど、カフェルゴットより高いとのことでカフェルゴットをもらう。どうせ、この3年で2回くらいしかなってないし。