(※私は、興奮や感動のあまり、記憶が途絶えるのでセトリとかは用意できません)
ハロープロジェクトではDVDマガジンというのが出されていて、モーニング娘。のDVDマガジン(以下、Dマガ)Vol.59は、「ナルチカ2013冬 モーニング娘。」に密着したものでした。ナルチカとは何ぞや。ナルべくチカく、つまりライブハウスでの公演。
大きな舞台で色々な凝ったセットがある状態で見るライブも格別だけど、質実剛健というか必要最小限に絞った状態でのライブもソリッドな感じがして大好きなんで、Dマガを見て「うわー、これいい!すごくいい!見れた人うらやましい!」と思ったのです。そして春先にもナルチカが2公演行われて、いいなー大舞台とはまた違った迫力があるんだろうな、羨ましいけど、そんな素晴らしい公演見られるなんて夢みたいなもんだわ。と思っていたのでした。
夏のハロコン札幌公演(8/29)が実質の最終公演なのだな…なんて思っていたら、まさかの我が地元・札幌で夢のナルチカ公演。運良く昼・夜公演とも見に行く事ができることに。
コインロッカーの数に限りがある*1のと、荷物の出し入れをしたかったので少し歩くけど駐車場に車を置いて貴重品以外のかさばるものを置いてグッズ購入列へ。売り切れたら困るとちょっと張り切って早く来てしまったかなと思ったら、割合既に人が並んでいました。グッズ販売もある程度の人数ずつ区切って入れていたので販売フロアも圧迫感がなくすぐに購入出来た。
昼公演
入場整理が始まる頃には結構な人が集まっていて、4割くらいは女性の印象を受けた。私はまだ北海道でしか今のモーニング娘。'14を見たことがないのでこれが全国的に平均的なのかどうなのかもさっぱり分からないけど、少なくとも昔の印象よりは女性比が高いなと思った。女限エリアは下手側。番号がだいぶ若かったので、これは最前いけるかもと少しだけ期待してたけど、入場前の整列の時点で自分までの男女比がほぼ半々だったから無理かなーと思ったら、やっぱり最前列は無理でした。でも、普段行く筋少ライブ(ギターキッズに取り囲まれてギターの24フレットまで見えない)よりは断然視界良好。思いのほか快適。ライブが始まったら女限を区切っている柵が壊れたりするのかなと思ったけど、始まってからも押しはないし、筋少でよく見かける「存在しない前方にいる架空の友達目掛けて人を掻き分けていく人」もいなくて、高知かどこかが大変だったと聞いていたので身構えていたけど、正直快適だった。
そして3mほど先にモーニング娘。がいるというこの驚き、感動、迫力。工藤が大好きだから基本工藤を見てはいるんだけど、こんなに近くにいるんだからなるべく全員見たい、それぞれのいいところを余さず見ていたいという気持ちでいっぱいに。夢のようだな、楽しい、うれしいと思っているうちに昼公演終了。退場時にメンバーと握手出来るというので、何を言うか考えて、さゆ*2には言いたい事決めていたのだけど、ちょっと剥がしというか流されるスピードで言い切る自信がなかったからひとまず「札幌に来てくれてありがとう」とだけ言って握手終了。女限かつ前方にいたせいで退出までにかなり時間がかかってしまってあまり腹ごしらえできないまま、夜公演の整列に加わることに。
夜公演
夜は半分よりは前の番号だけど、3桁でした。女限も結構きつきつそうだったので一般エリアでもいいかなと一瞬思ったものの、マサイしまくると評判の人もいたので、素直に視界良好さを優先して多少混んでいても女限へ。もうちょっとスペースあってもいいのになと思える女限の密集具合だった。
ここでささやかな偶然があって、春のEVOLUTIONツアー当日の握手会の時に隣に並んでた女の子が隣にいて、ちょっとうれしかったり、お知り合いになった人が近くにいて空間的には過ごしやすかった。キンブレを持つ人が目立つ中、従来のサイリウムを持っている子もいたりして。
公演が始まって、さゆがこっちの方見たり近づくたびに近くにいるであろう一団の女の子達が「ちょっと、さゆ本当かわいくない?」「さゆ、かわいい」「すごいかわいいぃ…」と熱量を帯びた会話をしていて、ああなんか素敵だなやっぱりナルチカで来てくれて本当に良かったよねという気持ちでいっぱいになるし、至近距離で見た昼公演とはまた少し違った幸せな気分を感じられて、夜は夜ですごく気持ちが高まるものがありました。途中でさゆが小さくくしゅんとくしゃみをした時も「うわ、くしゃみまでかわいいよぉ」という小声ながらもテンションの高まりを感じる話し声が聞こえてきて、この小声はネットパトロールでもしないと本人に伝わる事はないんだろうけど、この状況って本当に凄くいいなと思えて、多分全国から来たお強い方々もどうやってもメンバーに会いたくて来たと思うけど、くしゃみもかわいいって話してたような子も見に来ることができて本当に良かったなと本当にありがとうと凄く楽しいひと時を過ごすことができました。
あと、ラララのピピピ!気付いたら自分が結構な笑顔(個人比)になっていたので、「自然と笑顔にさせるさゆ凄いわ、これぞアイドルだわ、いや凄いわ本当に」と圧倒されながらも、すごく引き込まれる一曲でした。
ソチの壮行会で工藤を見て可愛いと思ったのが今のきっかけではあるんだけど、「あー、はいはい、モー娘。ね、ふーん。早く選手出して」とならずに、今、道重がリーダーなんだよね、どれどれ…と思ったから、何か色々わやな感じになっているんで、さゆのお蔭でまた戻ってきましたよというのを握手会で伝えられたらなと昼に挑んで、時間のなさに諦めたんだけど、夜逃したらもう二度とチャンスないわと思って、「さゆのお蔭でまたモーニング娘。に戻ってきました」とめちゃ端折ってるけど言う事はできたので、自己満足。
多分私は、ハロプロの人達に対して、ダンスがじゃなくて存在だったり挑み方だったりにアスリート的な部分を見ているのだと思います。他のアイドルさんもきっとそうなんだろうけど、私には一番響くのが彼女達なのだろうなと。
秋ツアーは来てもらえなくて残念だけど、こんなひと時を過ごせてまーちゃんじゃないけど、ナルチカ考えてた人ありがとうという気持ちになったし、何よりハードスケジュールの中ナルチカ2公演やってくれて本当にありがとう、お疲れ様ですという気持ちになって、ほんのり労働意欲が湧きました。しばらくはこの夢見心地の一日をかみ締めて暮らしていけそう。
メンバー始めスタッフさんも大変だろうなと思うけど、地方でたまにやってくれると恵みの雨みたいにその地域に暮らす子たちが潤うと思うので、今後もナルチカたまにやってください。と願うばかり。
あと、マサイの人(最後列ではない)がやっぱりかなり視界を遮っていたらしいので、女限行って正解だった。それだけが残念な感じ。
- 作者: 道重さゆみ
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2014/07/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (15件) を見る