13人がかりのblog

あれこれ好きなヲタ属性人間が書く事への敷居を下げるべく書き綴るblog

鮮度と揮発

前エントリーは、泊まった日をぼかしておいた方がいいのではないかと敢えて寝かせてから書き出した。しかし、日にちを置いたばかりに記憶が揮発して「うわぁ!」という感嘆しか残らなかった。おまけにコンサートに合わせて泊まったのだから、それは必然的に日にちはぼやけないのである。ぼやけていたのは私だった。

もう一つ、モーニング娘。生田衣梨奈さんがamebloのアイコンと間違えてSUUMOアプリを立ち上げてしまった。という話を読んだのをきっかけにアプリを入れて、引越しに至ったという話を書こうと思っていたのだが、それもやっぱり日にちがぼかせないので寝かすだけ寝かして消えていった。

私が日々を切り売りできるレベルのブロガーだったら大いに日にちも明確にするのだけど、そういう類ではないのでついつい日にちを(そして記憶も)ぼやかしてしまうんだろうなぁ。

 

…とここまで書いて気付いたけど、別に記憶のあるうちに下書きにさえ入れておけば揮発も何もないのでは😨

次から忘れなければそうしよう。(フラグ立て)

学士会館での宿泊体験

東京に泊まる時、好きなエリアというのが何か所かあって、その中でも神保町が好きです。武道館へのアクセスの良さ(徒歩で行ける)もあるけど、古書店街があったり、雑多さが何となく落ち着くのです。大学生の頃に定宿にしていたホテルも神保町でした。

さて、去る11月24日に日本武道館アンジュルムのコンサートがありました。無論行きました。今回はチケット付き宿泊プランがあったのでそちらで申し込みましたが、前日から行くつもりだったので、九段下近辺であれこれとホテルを探していました。

そこで見つけたのが学士会館です。昔なら旧帝大生及び卒業生のみで私には宿泊資格がなかったのですが、今は誰でも泊まれるようです。素敵な建物だな、神保町にこんな素敵な建物があったのか!と思いつつ、予約を入れました。

予約を入れてしばらくして学士会館はホテルとしての業務を2024年で一旦終える(その後は未定)との報を知りました。

 

諸々の用事を済ませて九段下へ。Googleマップ片手に向かいます。もっと遠いと勝手に思っていたので、案外駅から歩かずやや拍子抜け。

すぐそばに小学館があって、心躍ります*1。入口は中2階くらいの高さにあり、階段もありましたがキャリー持参だったのもあってエスカレーターでフロント階に。

学士会館入口

チェックインを済ませて、鍵をもらい、宿泊階へと向かいます。

学士会館の廊下

廊下を歩くだけでテンション爆上がりで、腰壁やあちこちの木材部分がきちんと飾り彫りされていることに浮かれながら、廊下を進みます。

廊下の途中にあった歓談スペース

ギャー!なんだこのスペースは!たまらんな。アーチ壁というのでしょうか、この丸みも良いし、意匠に凝っていてたまらないなぁ。と仰ぎ見ると、照明の上の部分も凝っている!本でも持ってきているならここで読みたいところだなと思いつつ、疲労困憊だったのを思い出して部屋を目指します。

 

部屋番号のプレートもいいですね。ドアノブがピカピカでよい。

部屋に入るとすぐにドライヤー&洗面台がありました。これはまあ後付けなのでしょうね。ドライヤーは見るからに「音はやってますよ感出すけど、そこまでパワーがない」タイプのものでした。でも、洗面台含めて小ぎれいです。

洗面台左手の壁がこれまた後付けなのかトイレになります。もっと古い感じかと思っていたので、ひと安心しました。

ベッド回り

ベッドの足もとにテレビ、テーブル、椅子が用意されていました。窓があってチェアのスタイルが似ているからか何となく広縁のような感覚を持ちます。ベッドの横のないとテーブルには電話、ライト、ティッシュ、目覚まし時計などが用意されています。ちなみに寝間着は浴衣でした。自前のパジャマ持参だったので浴衣の着心地は不明です。

学士会館の「ごあいさつ」

建物の歴史を紹介している紙がありました。"施設内でご不便をおかけする面もあると思いますが"と書かれていたものの、実際はクラシカルだったり時には古い設備だなと感じる箇所があってもきちんと手入れがされており、私が不便を被ることはちっともありませんでした。

スライドレールでハンガーの取り出しやすいクローゼット。

 

部屋のメイン照明。宿泊スペースの天井までこんな飾りが!これで私はノックアウトされました。
祖父の家は昔泊まった宿で相当気に入ったらしく広縁があったので、広縁っぽさを感じた時点で結構懐かしさを感じていたのですが、個人的(多分他の方にはそこまで響かない)きわめつけがこちら!!

この懐中電灯、祖父の家にあったーーー!!

 

そして、アウトバスでもおかしくない部屋の作りにも関わらず、トイレとは別にバスルームが備えられています。後付けでここまでやってくれたらもう十分なレベル。

学士会館のバスルーム 手すりがやたらある

トイレとは別にバスルームがあるので、浴槽の他に洗い場があります。ゆっくりしたかったので良かったです。そして、おそらくOBの諸兄が宿泊する機会が多いからなのか、浴室内にこれでもかと手すりがついています。手すりなぞはユニバーサルデザインだと思うので、これだけつけてもらえるとこちらとしても利用しやすくて便利です。安心感。

 

夜も騒音を感じることなく、しっかりと休むことができました。朝食会場へ向かいがてら館内をさくっと見て回ります。

 

うわぁ、たまんないな、これいいなと見悶えながら朝食会場へと向かいました。朝食会場は他の方もいらしたので写真を撮っていません。

オムレツが美味しいらしいと聞いていたので、洋食(オムレツ)をチョイス。コーンフレークなんて普段和食派だから縁がないななどと思いつつ、朝は食の細い私でも完食できました。食べ盛りだと物足りないのかも。

食後は昨夜は暗くて見えにくかったホテル回りを周回してみました。







 

もう一度泊まるチャンスがあったら、もちろん泊まりたいなと思う、古いけどきちんと手入れの行き届いているホテルでした。

 

因みにAIが考えてくれたタイトルは「歓喜の廊下!学士会館の美しい装飾に腰が抜ける! #学士会館 #装飾」でした。テンションを汲み取ってくれてますね。

*1:2023年11月当時

#ブックサンタ2023 参加しました!

さて、今年もブックサンタに参加します。いつもより早いのでは?と思った方は御名答です。

今までよりスタートが早まりました。

booksanta.charity-santa.com

 

 毎回書いていますが、私の幼少期に近所のおばあさんから毎年本をいただいていて、それがなんだかうれしかったのが原動力です。

それと、どこのどんな子かわからないけど、あなたやあなたの親御さんを気にかけている人間はいるのですよという気持ちを込めています。

 

今年は小学生向けの本が例年不足しがちであるというのを読んだので、その要望に沿っていみたいと思います。

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さて、どうしたものか

Twitterの閲覧数制限が特段のアナウンスもなく設置されたらしく、私はツイートの通知をオンにしているアカウントの通知とスペースしか出来なくなっている。

これは参ったねぇと思いながら、念のためはてなブログを久し振りに開くともの凄い通知の数。何事っ!?と見ると、本当に覚えのないはてなブックマーク(そまそもブクマしてない)の通知も沢山並んでいる。

Blueskyの招待コードくださいねリストにも登録したものの、一向に招待もなく、このところちょっと忙しかったので、色々読むのがストレス解消だったのになぁという気持ちになっている。

アンジュルム NHK大阪ホール公演に行きました

昨年11月の武道館公演の感想を少しずつ書いて下書きに入れていたら、リーダーの竹内朱莉さんの卒業が発表になりました。「多分何もない、何もないに違いないんだ、きっとそう」と思っていた(願っていた)感想は卒業発表の感情で上書きされてしまったので結局下書きのままです。

 

さて、春ツアーは札幌公演を見て次にいきなり卒業公演というのは個人的にはあまりにもあっという間過ぎるのでどこかで2公演見たいなと日程表と自分の仕事の塩梅を見て選んだ大阪公演となります。

 

今まで筋少や野球を観に関西へ行った事はあったものの、ハロプロのライブは初めてです。土地勘のくっきりしないエリアだったのでドキドキしたのですが、呆気ないほど地下鉄出口の側でした。

 

一日目はC1列というビギナーズラック感のある双眼鏡いらずの席、二日目は2階席から全体を見守るような席でした。

 

大阪公演に来て良かったこと

  • 松本わかなちゃんの関西弁を聞けた!
  • 便乗したメンバーの関西弁風を聞けた!
  • 橋迫鈴ちゃんがグリコのポーズをしていた
  • 熱い「大阪の皆さん」の一部としていられた
  • メンバーによるメンバーへのコールを聞けた

 

ちょっとムムムとなったこと

  • 某曲台詞部分、伊勢鈴蘭さんが関西弁だった。(えっ、したっけ札幌も北海道弁でも良かったでしょや…という気持ちのほんのりとした芽生え)
  • 大阪はクラップがしっかり聞こえる事への軽い嫉妬心
  • 観光もしたかったので、娘。とビヨを見れなかった

 

まあ、クラップしっかりとかはそれこそ熱いタケちゃんファンの皆さんが馳せ参じているというのもあるんでしょうが。大阪の熱さに便乗できた2日間でした。

何回入ってもテンションの上がるセトリで、特に途中でやるスマイレージ曲が今までタケちゃんのイメージが強かった曲とりなぷーのイメージだった曲に鈴ちゃんの踊りのイメージも加わったなと思います。ぴったりしているというか。

 

音響もおかしなことになったりしなかったし、館内もきれいでまた来れたら来たいなと思う会場でした。

 

さて、次までに立つ体力を養う事はできるのか。そして、スマ曲でうっかりジャンプとかせずにいられるのか。次はオープニングアクトの9スマ目掛けて必死に行列を入場した横浜アリーナです。*1

 

*1:チケット当たれ!!

#ブックサンタ2022 に参加してきたよ

2020年から参加している「ブックサンタ」に今年も参加してみました。

 

 

 

春先に「毎月図書カードを買っておけば良いのでは💡」と閃いたのも束の間、あっという間にこの季節の到来です。

一応6月に建物目当てで国際子ども図書館に行った折にそこで何となく目に留まった作品名だけはメモしてきたのもあったので今年は前情報を入れる点では数ミリ進歩しました。

 

 

 

ブックサンタ2022の私の選書

「たんたのたんけん」

私は山脇百合子さんの絵が好きなので、「たんたのたんけん」を選んでみました。

 

「ジェニーとキャットクラブ」

6月に上野の国立国会図書館国際子ども図書館へ建物を見に行った際に表紙を見て気になった書名をメモして、あらすじを読んで面白そうと思った一冊がこちらになります。ブックサンタは巻数のあるものはちょっと…というスタンスなんですけど、第一歩目は自分の手元に、気になったら図書館という場所へ行って読んでみるきっかけになるのも良いのではないかなと思ってのセレクトです。

そもそも、私が子供の頃に持っていた本でも巻がつづくシリーズなのにその一冊しか持っていないという本もあったので、そこをあまりネガティブに考える必要はないのではないかというのが私感です。突然24巻目とかもらったらそれは戸惑うでしょうけれど。

 

八十日間世界一周旅行」

小学生の一時期、担任から虐められる学年がありました。そんな時に読んで空想の世界へ逃避できたのがヴェルヌの「神秘の島」だったのですが、神秘の島は上下巻に分かれているので一冊にまとまっていたこちらを選んでみました。冒険ってワクワクしますよね。

 

陰陽師の解剖図鑑」

こちらはあえて小説等ではないタイプの本も入れてみようと思って選んだ一冊。○○の解剖図鑑シリーズの一冊です。

 

ブックサンタとは

さてそもそもこのブックサンタとはなんぞやという話も書いておきます。

booksanta.charity-santa.com

詳細については上記リンクを見ていただきたいのですが、何らか(主に経済的事情)の理由でなかなかプレゼントをもらえない子供に本を贈ろうという趣旨のものです。

今年はウクライナからの避難児童にも翻訳したシールをつけて贈られるそうです。

小学生の頃に近所に住んでいるおばあさんに毎年本をもらうことがあり、それが率直に嬉しかった私としては、もらった子にも喜んでもらえるといいなという願望と、家族や友達以外でもどこかで誰かがあなたを気にかけているというのがそれとなく伝わったらいいなという願望の下、参加しています。

参加している他の方の意見でなるほどと思ったのが何も渡せず心苦しい親御さんの気持ちを少し楽にしてあげられるという意見でした。

 

サンタさん役を男性ばかり*1だったり、ビジネスではないのだから目標設定は必要なのかなというちょっとした引っかかりがないこともないのですが、それは子供には関係のないことなので目を瞑ります。

 

上に願望をふたつばかり書きましたが、もらった側の子がどのように受け取るのかはそれはその子の勝手なので、恩着せがましさとか、思惑とかみたいなものも持たない事にしています。

 

ブックサンタの参加方法

  1. クラウドファンディングで資金的参加
  2. 特定のオンラインで選書
  3. ブックサンタ参加書店で実際に選書

私は実際に本を選びたいので、リアル店舗での選書をしています。「これにしようかな」という本を手に取り、レジへ行って「ブックサンタでお願いします」と伝えてお金を払って完了です。

こんなに本があるんだなとか昨今の流行りの傾向だったりも本棚で確認できるので面白いです。今回私が選んだのは小学生以上の本ばかりでしたが、乳幼児の本も対象になっています。ワンコイン程度の絵本もあります。興味を持ったら是非参加してみてください。今年度は12月24日まで受け付けています。

*1:恐らくはもらう側の希望もあるのか