Twitter見て、やっさんもとい小兵衛殿もとい八丁堀の旦那もとい藤田まことさんが亡くなったのを知り、衝撃を受けた。いや、以前ガンを患っておられた時から、いつかはこういう日が訪れる。というのは十分分かっていたことだし、緩やかな覚悟はしていたつもりなのだけど、それでもやっぱりやりきれない。先日放送された剣客商売などを見てTwitterで実況に参加して「次回作でも実況したいですね」などと書いてみた矢先の出来事。なんというか、心に穴が開いたような号泣する訳ではないけど、何ともいえない寂しさがじんわりじんわりと滲んでくるような感じがする。
この感覚は前にも味わった事があるなと思ったら、長さん（いかりや長介）が亡くなった時だった。あの時も、いつかその日が来るのは分かっていたんだけど、やっぱりじんわりじんわりと寂しい気持ちになった。
思えばお二方とも私が子供の頃からずぅーっとテレビに出ていて、一方的によく知っている味わいのある人なのだ。
私は昔っから時代劇が好きで、昨年必殺仕事人2009をやっていた関係で昼間に再放送していた必殺仕事人3〜5も見ていた。そして、時代劇だけじゃなくて、今ほど着メロが充実していなかった時代から自作で着メロにするくらいはぐれ刑事純情派も好きだった。剣客商売だって好きだったし。
毎日、毎秒誰かしら亡くなってはいるんだけど、やっぱり自分がそれなりの思い入れを持っていた人が亡くなるというのはなんとも悲しい気持ちになります。どうか安らかにお眠り下さい。私はDVDなどの作品で時々お目にかかりたいと思います。
