VVM怖いです。私は一度しか献血をした事がありませんが、その時の話を。あれは就職セミナー帰りに小柳ルミ子と梅宮辰夫が大通公園でロケをしているのを尻目に献血センターへ向かいました。
テープ2倍速くらいの勢いでペラペラと看護婦に話しかけながら「私、緊張してるな」と痛く実感。初献血なので、どれくらい休憩してから帰っていいか分からず、割とじきにすっくと立ち上がって帰路に就くためバス停へ。じきに「サーッ」という血の気の引く音が聞こえ始め、脳貧血になったのを自覚。
脳貧血の何が怖いって、そのまま我慢して立っていて意識を失って倒れた際に頭を打つことなんですよね。多分、ニュースの男性もこれに陥ったんじゃないかと思います。小学生の頃から保健の先生にその危険を説かれ、「具合が悪くなったら人目を気にせず横になるように」と言われていたので、就職活動帰りのスーツでしたが、テレビ塔の近くの階段の踊り場で横たわりました。
運良くテレビクルーの男性4名が気付いてくれて、4人がかりで献血センターへ運びこんでくれました。ただ、4人で持ってるのに一人だけ凄くしんどそうに運ぶので具合が悪いながらも「ちょっっw、おまっっw」と思ったのをはっきり覚えてます。(´・ω・`)
結局、献血センターで水分補給をしてゆっくり休んで帰りは看護婦さんに付き添われて帰りました。・・・多分、これがVVMですね。
脳貧血のポフェッショナルではない皆様も「ふらふらしたら、ためらわず横たわる」というのを覚えておいて頂ければこれ幸いです。