ついにこの日が来てしまった。個人田村芽実としての活躍を願うのは言うまでもない反面、アンジュルムのあのパフォーマンスを見続けたかった気持ちも強くて、めいめいが二人いたらいいのになー。なんてことを思っていたのですが、めいめい卒業公演の日が訪れました。
私の座席は2階席のU列という後ろから片手で数えられるような座席。表情なんてとても見えない席でしたが、9人の動きは見られたし、舞台効果の一部と化した客席の煌めきも見られたし、せり上がる舞台もしっかり見る事ができました。ま、負け惜しみではないです(;∀;) それは半分以上冗談で、天空席から見る客席の煌めきはなかなか圧巻でした。
オープニングの演出はホールツアーとほぼ同じ。映画の始まりみたいなんですよね。周りから「おぉーっ」「すごい」という声が聞こえてました。ステージ中央の扉が開き、漏れ出た光がメンバーのシルエットを浮かび上がらせる中、9人が登場。九芒星の描かれたセンターステージへ。マイケル・ジャクソンを連想する風切り音に乗せた動きは戦いに臨む剣士のようでも。そこから畳み掛けるように歌い、ボルテージも一気に上昇。MCも今までのライブだと「和田彩花でーす。えー、今日は…」とか「はーい、勝田里奈です。今日は…」と自己紹介して挨拶という形だったものが、「九位一体」ツアーでは、「佐々木莉佳子、…ます!」とビシッとした決意表明に近い挨拶が、疾走感を感じさせます。
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