握手会を終えて物販*1を買ってから腹ごしらえをして戻ったらあっという間に開場時間だった。昼公演は初めて見るから全体を俯瞰しようとファミリー席を買ってみた。…ってあれ?ファミリー席って2Fじゃないの!?実質の4Fがファミリー席だった。高所恐怖症の私、軽く涙目。身分や時代が時代ならオペラハウスでオペラ鑑賞をする金持ちみたいな視界。そりゃここは立ち見禁止の席としてうってつけだなと納得。
握手会が立ったままで行われたのと、足は大丈夫と工藤が話していたのとで*2勝手に足はほぼ良くなったと思い込んでいたので、開演後に一人だけ袖近くでぽつーんと立つどぅーを見て物凄くショックを受けて正直他のメンバーを見る心のゆとりがまるでなかった。全員がポーズを決めて曲が終わった時も他のメンバーはスポットライトを浴びているのに、照明の都合上なんだろうけどどぅーだけ真っ暗な中に直立していて。なるべく足に負担がかからないように、でも上半身はしっかりと踊ろうとしていて、それが彼女たちの果たすべきパフォーマンスなんだと分かっていても健気というかいじましいというか痛々しいし、満足に動けないのは物凄くもどかしいだろうななんて色々と推し量ってしまって、何とも物悲しい気分に。とはいえ、楽しまないのもそれはそれで失礼な話だなと思い、ファミリー席からはよく見えるだろうと聞いていたフォーメーションダンスもちゃんと見た。ああ、本来はここにどぅーがいるんだなと分かるぽっかりとした隙間を見て、それだけこのダンスは緻密なものなのだと実感。
そして、ニトリ文化ホールのファミリー席(4階席)からは私の視力だと表情までしっかり見えない事が判明。スクリーンばっかり見ていたんじゃ、何のために生で見てるか分からなくなるので、動きを確認しつつちらっとスクリーンを見ての繰り返し。次もニトリ文化ホールだったらファミリー席は回避だなと強く心に誓った。
物凄く月並みな事を言うと、また行きたいなと思えるコンサート。やっぱり、キラッキラした人たちがキラッキラしたパフォーマンスしてるの見ると心躍る。客席の歓声聞くだけでもテンション上がるんだよね。パフォーマンスを見て感じるものは、フィギュアスケートを見る時の感覚に似たものがあるのかもしれないなと思った。