タ・ツ・オ! タ・ツ・オ!
中日に行きたかったブーブー!と言っていた時、それでも入ってくれたら応援するぞと決めていた木下達生が完封勝利!木下の物怖じしなささがいいですよね。解説の若田部さんも一軍に上がれた喜びで投げているから勝ちがつくとか変な欲が出てこないというような事をおっしゃってました。藤本の解説は声も内容も嫌いですが、若田部さんは公平でベラベラ喋り過ぎなくていいです。(ガンちゃんもベラッベラ喋りすぎるので好きではない。)
木下と言えば私が思い出すのは日刊スポーツのハム番記者が綴るblogの記事です。
http://blog.nikkansports.com/baseball/professional/hamban/03kitao/20070222.html
一部抜粋すると
プロの残酷な一面を見ました。この紅白戦でどれほど投手が存在感を発揮しようと、直接は1軍昇格に結び付かなかったのです。朝から佐藤義則投手コーチ(52)は「1軍に残すことはない。日程も考えると1軍の投手は投げさせられないから呼んだだけ」と話していました。では彼らは何を支えに投げたのでしょうか。
木下投手は「1軍で何があるか分からない。ライナーでけがすることもあるだろうし、練習中にねんざすることもあるだろう。(選手が足りなくなったとき)2軍に木下がいたな、と言われたい」と視線はシーズン中に向けられていました。
この「2軍に木下がいたな、と言われたい」がずっと私の頭にもあったので、今日の初勝利は嬉しい限りです。