13人がかりのblog

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アンジュルム コンサートツアー 2016春 『九位一体』 ~田村芽実卒業スペシャル~ へ行ってきました

ついにこの日が来てしまった。個人田村芽実としての活躍を願うのは言うまでもない反面、アンジュルムのあのパフォーマンスを見続けたかった気持ちも強くて、めいめいが二人いたらいいのになー。なんてことを思っていたのですが、めいめい卒業公演の日が訪れました。

私の座席は2階席のU列という後ろから片手で数えられるような座席。表情なんてとても見えない席でしたが、9人の動きは見られたし、舞台効果の一部と化した客席の煌めきも見られたし、せり上がる舞台もしっかり見る事ができました。ま、負け惜しみではないです(;∀;) それは半分以上冗談で、天空席から見る客席の煌めきはなかなか圧巻でした。

オープニングの演出はホールツアーとほぼ同じ。映画の始まりみたいなんですよね。周りから「おぉーっ」「すごい」という声が聞こえてました。ステージ中央の扉が開き、漏れ出た光がメンバーのシルエットを浮かび上がらせる中、9人が登場。九芒星の描かれたセンターステージへ。マイケル・ジャクソンを連想する風切り音に乗せた動きは戦いに臨む剣士のようでも。そこから畳み掛けるように歌い、ボルテージも一気に上昇。MCも今までのライブだと「和田彩花でーす。えー、今日は…」とか「はーい、勝田里奈です。今日は…」と自己紹介して挨拶という形だったものが、「九位一体」ツアーでは、「佐々木莉佳子、…ます!」とビシッとした決意表明に近い挨拶が、疾走感を感じさせます。

途中の『プリーズ ミニスカ ポストウーマン!』、当時のPVをスクリーンには映していて、見に来ていたらしい卒業メンバーも武道館出演を果たせたのだなとちょっとほろりとしました。

メドレーがホールツアーとは変わっていて、田村芽実卒業スペシャルらしく、めいめいを据えたものに変更されていました。卒業、メドレーというと思い出すのが、まろこと福田花音ちゃんの卒コン。アンジュルムでも絶対的歌唱力を誇っていた彼女はメンバーそれぞれとデュエットをしました。めいめいも同じようにメドレーをやるのだろうか、それともやはり「らしさ」のあるものになるのだろうか。そう考えていましたが、3期・かみこと一緒に、そしてあやちょ・2期とで歌いました。スマイレージメンバーでもある5人が登場してイントロが流れてきた時、震えました。夢じゃないのか、本当に聴けるのか。それは、スマイレージが改名して増員すると発表された後に上演された『SMILE FANTASY』の名曲『叙情組曲「スマイルファンタジー」』でした。歌詞も曲もほんと素晴らしくって。イントロから涙腺がいっきに緩んで、周りからもすすり泣きが聞こえました。「出会ってくれてありがとう」ほんと、この言葉に尽きます。

続くはアルバムのみに収録されている*1『交差点』。スマファンから続けて交差点なんて歌われたら、そりゃ買ったばかりのタオルも活用します。そんな涙涙の流れをスパッと断つのが『恋ならとっくに始まってる』。恋について歌っているけど、本当は恋を夢に置き換えるとめいめいのことを歌っているという話の通り、決意に満ちためいめいの表情を見る事で、もう止めたりできないし、走り出しているんだなと改めて感じる事ができました。
続いてはアメリカ(2期)MCコーナー。前橋で見た時よりも更にぐだぐだしていた気がしますが、このぐだぐだも見納めなんだなとしみじみ。
スマイレージアンジュルムのコールアンドレスポンス曲『私、ちょいとカワイイ裏番長』のちょいカワコールの煽りは3期へと受け継がれます。昨年11/29の福田花音ちゃん卒業コンサートでも思ったけど、最後にもう一度めいめいの煽り聞きたかったなと思いつつも、新しいアンジュルムへと走りだしているという事だなと全力のちょいカワコールで答えました。『大器晩成』、『スキちゃん』でコンサート本編は終わり。

一面に紫の灯りとめいめいコールが広がってアンコール一曲目。ステージにベンチと一人の少女。すごく豪華絢爛なドレスというより、ミュージカルに出てくる少女或はハウス名作劇場に出てきそうな少女という印象の衣装で歌うは『自転車チリリン』。
印象的だったのは、ワンフレーズ歌うたびに近くの女の子が「…かわいい」「かわいい…」「かわいい」とものすごくしみじみと心の声が漏れ出ていたこと。最初、自分の心の声が音声化されたのかと思いました。そして、一人ミュージカル風なステージングを見て、この子を送り出すんだなという実感がより強く。さすがにこんなの見ても、やめないでとは思えなかったです。
『旅立ちの春が来た』は本当にもう送り出すという気持ちでいっぱいになり、ラスト曲『友よ』は、何度聴いても明るく爽快なロックチューンなのに何故だか涙が出ちゃうそんな切なさをあわせもつ一曲です。特効の銀テープならぬ紫テープがパーン!と豪勢に飛んで、それを掴んだあやちょがうれしそうに振り回していたのがとても印象的でした。

悲しさもあるんだけど、決して湿っぽくならない時折笑いの起こる素敵な仲間の旅立ちを祝う場でした。自信しかないというステージングは、本当に半年でこのクオリティって凄いなと震えたし、「私がいなくなって大丈夫かな」と思わせる隙を与えないんだな、と。


半年でこのクオリティになる要因の大きな一つがかみこ(上國料萌衣ちゃん)の成長(いや、元々なかなか度胸もありましたが)。小田さくらちゃんしかり、後藤真希の時代から一人で入る人ってやっぱり覚悟だったり色々と相当凄まじいなと思わずにいられないのでした。

追伸。紫テープを羨望のまなざしで見ている事に気付いたのか、紳士的な方に分けていただきました。ありがとうございます。

*1:どういう訳だか、アルバムのみ収録曲はどれも良い曲なのにA・B・C盤に分散収録させてしまったがために、曲を知らない人が多い