13人がかりのblog

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はてなプロ野球’07

昨日の報ステ「月刊カズシゲ」という名の偏向報道について

小笠原道大という人がどうだとかこうだとかいうのを抜いて考えても、非常によろしくないやり方だなと思う訳です。
思えば小笠原巨人入り決定!という段階になってから次の日はどのスポーツ紙も嫁の美代子による手紙を美談として報じていたのですが、そこからしてもう讀賣グループの作為しか感じない。

手紙報道が良くないと思う点

  1. ファイターズファンがまるで北海道にしかいないような内容
  2. ファイターズファンを重たい十字架に形容している点(確かに重たいんだろうけどさぁ)
  3. 手紙の話と前後する位に「移籍はこの日の交渉会談にて自分一人で決めた」という内容の小笠原談話があった筈なので矛盾している
  4. 美談化が失敗したら、美代子は悪者になるだけである点

元々小笠原さんは国語だったり表現する事は決して得意じゃないと思うんです。だって、優勝パレード前に「個人の問題で水を差すわけにはいかない」と言いつつ、否定も肯定もしていないつもりだった位のお茶目さんですから。多分、昨日の特集*1は、讀賣グループによるイメージ戦略(小笠原は野球に真摯な男*2、我々巨人はそんな小笠原の技だけではなく心構えにも感銘を受け、彼を求めたのだ。というような感じ)でしょう。

私が解せないのは、何だってテレビ朝日がそんなライバルみたいなとこのマンセー報道をしなきゃなんないのかってこと。
札幌ドームのオープン戦での小笠原道大の初打席でドーム中のファイターズファンが彼に拍手を送ったような事を言ってたけど、あれは嘘だ。拍手はそこまでは多くない。ブーイングも野次もあったし、ブーイングをして発奮されてもと思い敢えて無反応でいてみた人もいるのにあの報道はないな。その日一番ドームが沸いたのは坪井智哉が代走で出た場面だったんだけど、小笠原関連で一番大きな反応があったのは3打席目の八木との勝負で三振が出た時だ。あれは「ガッツ、がんばれよ」というよりは、「見たか、小笠原」の意味合いが大きかったように思います。
何が言いたいか分かんなくなってきたけど、取りあえずねつ造報道はよせ、巨人はイメージ戦略し過ぎると策に溺れるぞと言いたいです。

*1:昨日に限らず月刊一茂全体に言える

*2:これは事実だとは思います